
<レッドソックス4-2ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇フェンウェイパーク
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、代打で起用され、空振り三振に倒れた。9回2死一塁、金慧成に代わって打席に立つと、古巣ファンから「ムーーーーーーーーー」と、名前にちなんだおなじみのかけ声と大歓声が上がった。
相手はレッドソックスの守護神チャプマン。フルカウントから真ん中の直球を見逃し、三振で試合終了となった。
古巣相手の3連戦で初戦は欠場した。ロバーツ監督によると、身内の不幸により、出身地のテネシー州ナッシュビルに帰省していたベッツは、この日の試合の3~4回にチームと合流。ウオームアップを済ませ、代打の準備を行っていた。
同監督はベッツの姿勢について「彼は自分で飛行機を手配して、ここまで来た。体をほぐして、出場可能な状態を作り、打席に立ってくれたということ自体が、とても大きな意味を持つ」と、プロ魂をたたえた。