
<高校野球福岡大会:九州国際大付-西日本短大付>◇27日◇決勝◇久留米市野球場
九州国際大付は2年ぶり10度目の頂点を狙う。
注目は1番牟礼(むれ)翔外野手(2年)だ。来秋ドラフト候補に挙がる逸材で高校通算18本塁打を誇る。今大会は2本塁打を放つなど、チームの決勝進出に貢献した。岩見輝晟外野手、吉田秀成内野手はともに1年生ながらスタメン入りし、下級生の力が台頭する。
西日本短大付は大会連覇で、県勢では平成以降初の3季連続出場を目指す。
昨夏もレギュラーだった選手が多く残り、今春センバツでは8強入り。経験値を含め、投打ともに戦力は充実する。エース中野琉碧(るい)投手(3年)は3試合に登板。計17回を投げわずか1失点と抜群の安定感を誇る。
出場132チームの激戦区・福岡を制すのは、九州国際大付か西日本短大付か-。注目の一戦となる。