
<高校野球新潟大会:中越-新潟産大付>◇26日◇決勝◇ハードオフエコスタジアム新潟
中越は7年ぶり12度目、新潟産大付は2年連続2度目の甲子園出場がかかる。中越は5試合で合計44得点と打線が好調。勝負強い4番窪田優智主将(3年)を中心に、丁寧に得点圏に走者を進めて勝負強さを発揮する。投手陣は左腕エース雨木天空(3年)に加え、春は不調だった右の本格派の石山愛輝(3年)が復活。救援登板した準決勝の関根学園戦では自己最速の148キロを記録した。
新潟産大付はノーシードから勝ち上がってきた。3番の仙海駿主将(3年)、4番上野要児内野手(3年)、エースで5番の小平乃希(3年)のクリーンアップが得点とチャンメークの軸になる。小平は準決勝まで5試合42回を1人で投げ抜いた。被安打は1試合平均約8本と走者は背負うが、四死球は計9個と大崩れせずに流れをつくる。