【高校野球】名門対決制すのは 日大山形が鶴岡東の強力打線封じれるかカギ／山形決勝見どころ

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＜高校野球山形大会：鶴岡東－日大山形＞◇26日◇決勝◇ヤマリョースタジアム山形

2年連続9度目の夏の甲子園出場を目指す鶴岡東は、今大会5割超えの酒井友成主将（3年）らクリーンアップを軸に、これまで4試合で計38得点と切れ目のない打線が強み。投手陣は6投手を起用し、4失点と安定している。

対する日大山形は2年ぶり20度目の出場を目指す。準決勝では今春県大会Vの酒田南に16安打12得点で勝利し、打線も勢いに乗る。一昨年の夏の甲子園で1年生ながら登板し、今大会も15イニング1失点と好投の本田聖投手（3年）や小林永和投手（3年）ら投手陣が、鶴岡東の強力打線を封じることができるかがカギとなりそうだ。

昨秋の県大会決勝も同一カードで、そのときは鶴岡東に軍配が上がっている。夏の大会では、鶴岡東が鶴岡商だった頃にさかのぼり、52年ぶりの決勝での対戦。19年からの5大会（コロナ禍で中止となった20年を除く）では両校が交互に山形王者となっている。名門対決を制し、聖地への切符を手にするのはどちらか目が離せない。