
<高校野球西東京大会:東海大菅生4-0佼成学園>◇24日◇準々決勝◇神宮
ノーシードから勝ち上がった佼成学園は東海大菅生に無得点に抑えられ、12年以来となる準決勝進出を逃した。
先発のエース熊谷憲祐投手(3年)は2回2/3、4安打4失点。初回、東海大菅生・藤平に左中間を破られる2点適時三塁打を浴び、先制を許した。3回は併殺打の間に1点、さらに捕逸で加点を許した。
攻めてはわずか2安打で、相手2投手に0封リレーされた。4点を追う6回は2死二、三塁の絶好機をつくったが、主砲の中村慈胤(じいん)内野手(2年)が空振り三振に倒れた。
藤田直毅監督(62)は「もう完敗。何もできなかった。(今大会は)本当にピッチャー陣がよく頑張ってくれた。打撃陣は酷暑もあったが、もう少しバックアップできたかな」と話した。