
<高校野球栃木大会:国学院栃木2-1文星芸大付>◇23日◇準々決勝◇エイジェックスタジアム
国学院栃木が、春準々決勝で敗戦した文星芸大付にリベンジを果たし、準決勝進出を決めた。
先発の辺見斗磨投手(2年)が真っすぐにチェンジアップを交え、ストライク先行で打たせてとり3安打1失点で完投勝利した。
春の大会は背番号11で出場し、チームも敗戦。その悔しさを糧に走り込みを増やし投球も安定。積極的に練習に取り組む姿勢が芽生え、メンタル面でも成長した。今夏は2年生ながら背番号1をつけ、堂々とチームを引っ張る。リベンジのかかった試合も「楽しく投げられました」と頼もしかった。
チームもここまで3試合を戦い無失策と、春からの成長を結果で示している。三浦純監督(34)は「選手たちが粘り強く戦ってくれた。守備力を立て直した結果が出てよかったと思います」と、選手たちの成長に目を細めた。