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【高校野球】兄追いかけ八戸学院光星へ 1年押田小虎が決勝導く2打点「ひとつひとつ丁寧に」/青森


青森北対八戸学院光星 校歌を歌う八戸学院光星ナイン(撮影・木村有優)

<高校野球青森大会:八戸学院光星11-1青森北>◇23日◇準決勝◇はるか夢球場

青森大会の決勝カードが決まった。弘前学院聖愛が、昨春から3季連続で甲子園出場の青森山田を振り切り、2年連続の決勝進出を決めた。プロ注目左腕、芹川丈治投手(3年)が2失点完投。先制打も放ち、投打で勝利に貢献した。八戸学院光星は青森北に5回コールド勝ちし、2年ぶりの決勝進出。弘前学院聖愛と八戸学院光星が決勝で当たるのは6年ぶりとなる。

   ◇   ◇   ◇

八戸学院光星唯一の1年生スタメンが躍動した。1回に3点を奪い、なお2死一、二塁で8番の押田小虎内野手(1年)まで打席が回ってきた。「先輩たちがしっかり点につなげてくれていたので、リラックスした状態で入れました」と放った右前打が敵失を誘い、さらに2点を加えた。3回には内野ゴロで1点を加え、5回には右前適時打。2安打2打点に「準決勝という場で活躍できてうれしかったです」とほほえんだ。

兄の背を追い青森へやってきた。中学まで東京神宮シニアでプレーしたが「兄の練習を見たりとか、野球部のいい雰囲気を見てここで野球がしたいと思いました」と、兄心内野手(3年)と同じ名門をたたいた。今は遊撃の兄と二遊間を組む。3年生がスタメンに名を連ねる中、1年春から主力を張るが「今日も緊張していて、監督から『目が本気じゃない』とカツを入れられて、やる気が出ました」と打ち明けた。

仲井宗基監督(55)は「不思議な力を持っているのと、今のチームの1ピースとしてはまっている」と目を細める。決勝に向け、押田小は「甲子園につながる大事な一戦なので、守備も打席も、ひとつひとつ丁寧にやっていきたい」と誓った。【高橋香奈】

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