
<マリナーズ-ブルワーズ>◇22日(日本時間23日)◇Tモバイルパーク
マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、後半戦初アーチとなる39号ソロを放った。ア・リーグ本塁打王争いで2位につけているヤンキースのジャッジとの差を3本に広げた。
ローリーは本拠地でのブルワーズ戦に「3番捕手」で出場し、0-0の6回2死走者なしで迎えた第3打席。カウント2-2から3番手右腕ミアーズの外角高め96.1マイル(約154.7キロ)フォーシームを引っ張り、右翼スタンド中段に運んだ。打球速度103.3マイル(約166.2キロ)、飛距離391フィート(約119メートル)。本塁打は2本塁打を放った11日の敵地タイガース戦以来、7試合ぶりだった。
これで今季成績は打率2割5分6厘、39本塁打、84打点、OPS.989で本塁打は両リーグ1位、打点はア・リーグ1位。これがシーズン101試合目で、年間では62.6本ペースとなった。
MLBのサラ・ラングス記者は、ローリーが今季更新する可能性があるシーズン本塁打記録を紹介。捕手の歴代最多は21年サルバドール・ペレスの48本、捕手として出場した試合での本塁打数では03年ハビー・ロペスの42本(ローリーは現在32本)、スイッチヒッターによる歴代最多は61年ミッキー・マントルの52本となっている。