
<タイガース3-12マリナーズ>◇11日(日本時間12日)◇コメリカパーク
マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が敵地でのタイガース戦で37、38号を放ち、オールスター戦前のア・リーグ最多記録をマークした。メジャー最多はバリー・ボンズ(ジャイアンツ)が2001年に記録した39本で、あと1本と迫った。
今季本塁打王争いのトップを走るローリーのパワーがさく裂した。4-3と1点リードの8回1死走者なしで3試合ぶりの37号ソロを放つと、8-3の9回無死満塁で左翼外野1階席の上段にたたき込む豪快な38号満塁弾。マルチ本塁打は今季8度目で、球団のシーズンマルチ本塁打記録で早くもケン・グリフィーに並んだ。
本塁打王争いはこの時点でローリーが38本で両リーグトップ。ヤンキースのアーロン・ジャッジが34本で2位につけ、ドジャース大谷翔平が31本で3位となっている。