＜ドジャース－ツインズ＞◇21日（日本時間22日）◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手（31）が、メジャー史上3人目の記録を達成した。投手として先発した1回表、バクストンに先頭打者本塁打を浴びた。これが今季初、ちょうど2年ぶりの被本塁打だった。
しかし、1回裏1死一塁、2番打者として中堅へ逆転2ランを放った。登板した試合では6月22日以来、通算13試合目で14本目。
1回に本塁打を打たれて、自ら本塁打を打った投手は、1959年6月22日のカージナルスのマーシャル・ブリッジズ、1979年5月17日のフィリーズのランディ・ラーク以来46年ぶり3人目。ブリッジズとラークはいずれも9番打者で出場。1回表に本塁打を打ってから、1回裏のマウンドで本塁打を浴びた。「本塁打を打たれてから自らの本塁打で逆転」は史上初となる。
ドジャースで1回に本塁打を打った投手は、1977年リック・ローデン以来48年ぶり。打球速度が113.4マイル（182・5キロ）は、登板した試合では5番目だった。大谷が登板した試合で1回に本塁打は5本目。これはメジャー史上最多で、2本以上は大谷だけ。
大谷が本塁打を打たれたのは今季初、通算54本目。今季は二塁打も三塁打も打たれておらず、長打を打たれたのは初だった。
大谷は今季3度目、通算11度目の3試合連続本塁打。日本人で3度以上は大谷だけ。2番に入ってからは、2試合連続アーチをかけた。
