
<高校野球大阪大会:高石10-7寝屋川>◇20日◇4回戦◇くら寿司スタジアム堺
高石が18安打10得点の猛攻で寝屋川を下し、ベスト16入りを果たした。
3-6で迎えた7回裏、先頭の久保颯一朗外野手(3年)が一塁への内野安打を放ち、チームに流れを呼び込んだ。1死満塁で3番・束花(そくか)良太投手(3年)が左翼へ適時打を放つとそこから驚異の4連打。一挙5得点で寝屋川を突き放した。
腰痛のため、2回の守備からベンチに下がった嶋田蓮吾(れんご)主将(3年)は「みんなに感謝しかない」と大粒の涙を流し、喜んだ。
松村平監督(49)は「1学年上と比べて新チームはベスト16なんておこがましいレベルだった。だけど3年生を中心に、ほんとによく成長してくれた。頼もしくなった」と選手をねぎらった。
チームは8回裏にも2点を追加し、10-7で勝利。次戦は優勝候補の大阪桐蔭と当たる。