
<中日3-2広島>◇13日◇バンテリンドーム
中日が3度目のサヨナラ勝ちを決めた。延長10回裏無死満塁からボスラーが右前打で決めた。
中日は初回、田中幹也内野手(24)のプロ初の1イニング2盗塁から2点を先制した。1死後、田中が四球で出塁すると続くブライト健太外野手(26)の2球目に二盗、さらに4球目には三盗を決めた。ブライトの右越え適時二塁打、細川成也外野手(26)の左中間フェンス直撃の連続適時二塁打で1回に2点を奪った。
先発松葉貴大投手(34)は5回まで無失点投球も6回2死走者なしから3連打で2点を奪われ同点に追いつかれた。松葉は7回105球、10安打2失点の力投も自己最多タイの8勝目はおあずけとなった。「10安打されながらも要所要所で粘れたと思います。(2点取られた)6回のピンチはなんとしても粘りたかった」とコメントした。
15日からは敵地甲子園で首位を走る阪神との3連戦を戦う。