
<中日3-2広島>◇13日◇バンテリンドーム
広島が延長10回の末、2-3で敗れた。6連敗で今季ワーストの借金4。リーグ戦再開後、15戦連続で3得点以下となった。15戦連続3得点以下は、球団では1959年4月18日から5月6日に記録して以来、実に66年ぶり。この日も14安打を放ちながら2得点に終わった。
先発のドラフト2位左腕佐藤柳之介投手(22)は初回に2点を失ったが、粘って4回3安打3三振4四球2失点で降板した。
打線は6回2死から、末包昇大外野手(28)、エレフリス・モンテロ内野手(26)の連打で一、二塁とし、菊池涼介内野手(35)が左越えに同点の2点適時打。その後、救援陣を惜しみなく投入したが、延長10回に力尽きた。
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試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
-延長10回、菊池のプレー
新井監督 あれは勝負にいっているんで。あれはしょうがないでしょう。サヨナラのランナーがスコアリングポジションにいく訳だし。タイミング的にも勝負にいけるタイミングだし。あそこはしょうがないです。
-14安打
新井監督 そうだね。今日はヒットをいっぱい打ったけど。ツーアウトから連打というのが結構多かったからね。なかなか得点につながらなかった。でも、いいスイングができた選手が多かった。
-5回から栗林投入
新井監督 2点ビハインドだったけど、日曜日ということもあって。昨日も投げていないんで。昨日も空いてたから。今日は何とか粘ってほしいということで、ああいう栗林からの継投になりました。
-佐藤柳は
新井監督 今日は立ち上がりから、すごく制球に苦しんでいたね。でも、逆にね、4回、4イニングを、あれだけ制球に苦しんで、よく2点で抑えたなとは思います。
-9回までに決めたかった
新井監督 キク(菊池)も同点タイムリーを打ってくれたし。結果、勝てなかったけど、みんなの「何とか」という気持ちはすごく伝わってきました。