
<広島1-3阪神>◇9日◇マツダスタジアム
阪神近本光司外野手(30)が勝利を導く4安打固め打ちだ。1-1の3回1死から中前打。リーグ最多22個目の二盗に成功すると、進塁打、佐藤輝の併殺崩れで決勝のホームを踏んだ。
5回には右前打。7回は先頭で左前打を放ち、森下の三塁打で生還した。追加点がほしい8回も右前打。面白いように打球が外野にはずんだ。「盗塁も得点につながったし、今日は先頭の打席が多かったのでしっかり出塁できたことがよかったですね」と笑顔だった。
3安打以上は今季11度目で4安打は4度目。7月は8試合で打率4割5分5厘と絶好調だ。チャンスメーカーとして10連勝を陰で支えている。さらに今季99安打で中日岡林を抜いてリーグ単独トップに立ち、入団から7年連続の100安打にも王手をかけた。