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【高校野球】ラストチャンス!名寄地区から初の甲子園へ 士別翔雲が開幕戦勝利で8強/北北海道


校歌を歌い終え、駆け出す士別翔雲ナイン(撮影・保坂果那)

<高校野球北北海道大会:士別翔雲4-1釧路江南>◇12日◇1回戦◇旭川スタルヒン

士別翔雲が3年連続の開幕戦勝利を挙げた。釧路江南を4-1で下し、ベスト8に進出した。エースの最速145キロ右腕、大橋広翔投手(3年)が9回1安打1失点(自責0)の完投&8回の勝ち越し打で躍動した。

◇  ◇  ◇

士別翔雲は3年連続で北北海道大会の開幕戦に登場して、3戦全勝。校歌を歌い終えたエース大橋広は、左腕で額の汗を拭って、笑顔でスタンドへのあいさつに向かった。128球の完投に「何とか野手に頼りながら投げられたのは良かった」とうなずいた。過去2年は士別市内から開会式に合わせて早朝出発の当日入りだったが、今年は選手の要望によって、旭川市の隣、比布町に前泊して移動時間削減。睡眠時間を確保でき、元気いっぱいに試合に臨めた。

1点リードの4回に味方の失策と自身の暴投で1点を献上。ただ7回2死まで安打を許さなかった。地区予選後に練習に力を入れたチェンジアップを効果的に配し、被安打はたった1本。凡打の山を築いた。今夏は計23イニングで自責点0を続けている。バットでは同点の8回無死一、三塁の好機に、「仕留めてやろう」と左翼へ決勝適時打を放った。

北海道内10地区で唯一甲子園出場がない名寄地区の悲願達成を背負う。大橋広は「初めて名寄地区から甲子園に出たい。そこが決め手でここを選んだ」と地元へ進学。来夏からは各地区予選が廃止されて北北海道大会のトーナメントが一本化されるため、“名寄地区代表”として戦うのは今年が最後となる。甲子園最北出場に向け、14日の次戦旭川龍谷戦へ「1人1人バッターと戦って、1点差でも勝つ」と気合を入れた。【保坂果那】

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