
通算213勝154セーブを記録した元ブレーブスのジョン・スモルツ氏(58)が、ドジャース大谷翔平投手(31)を「史上最高の投手になる」と太鼓判を押した。
米スポーツトーク番組「ダン・パトリック・ショー」に10日(日本時間11日)までにゲスト出演。大谷の前回登板、5日のアストロズ戦をテレビ解説者として現地で見ており「マウンド上の彼は、すべてが素晴らしかった」と称賛。「これは仮の話で決して実現することはないだろうが、1年間、打者をやめて投手に専念したとしたら、彼は野球界最高の投手になる。間違いない。議論の余地もない」と断言した。
さらに「デグロム(レンジャーズ)は健康なら史上最高の投手の1人だが、彼はナ・リーグのときは打席にも立ったが、基本的に投球に専念していた。投打両方をやるよりは、はるかにイージーだ」とし、大谷について「彼が投球だけに集中したら、私の目から見て、彼が何をできるかを考えたら、彼が最高の投手になることは間違いない」と話した。
スモルツ氏はメジャー史上で唯一200勝、150セーブ以上を達成。その大投手が大谷の投球を間近で見て、そのすごさに改めて圧倒されたようだった。