
<ドジャース-アストロズ>◇5日(日本時間6日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)の球威に、正捕手も圧倒された様子を見せた。
今季4度目の登板となった大谷は、2回を1安打3奪三振。直球の最速は100・9マイル(約162キロ)で、2回は3者連続三振を記録した。
バッテリーを組んだウィル・スミス捕手(30)は、2イニング目を終えると、ベンチで大谷とピッチングについて話し込んだ。だが、キャッチャーミットを付ける左手が衝撃でしびれたのが、苦笑いを見せながら左手をスイングするしぐさを見せた。
大谷の登板について、デーブ・ロバーツ監督(53)は「すべてをコントロールできていた。シンカーとスライダーも効果的だった。いつ長いイニングを投げるかは分からないが、引き続き慎重に進めていく」と話した。
アストロズのジョー・エスパダ監督(49)は「彼らしい投球だった。球速もあってスライダーもさえていた。体調も良さそうで、降板してくれてうれしいよ」と冗談を交えて話した。