starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【ソフトバンク】松本晴「自分のベスト」も紅林に痛恨被弾 小久保監督はその前のバント処理に注文


オリックス対ソフトバンク 6回裏オリックス1死満塁、松本晴は紅林(右)に満塁本塁打を浴びる(撮影・上田博志)

<オリックス4-0ソフトバンク◇10日◇京セラドーム大阪

ソフトバンクの連勝が「4」で止まった。先発した松本晴投手(24)が、5回1/3を9安打4失点で今季3敗目。5回まで無失点投球も、0-0の6回1死満塁からオリックス紅林に満塁弾を許し、手痛い1発に沈んだ。打線も3安打と沈黙し、今季7度目の完封負け。7カード連続の勝ち越しこそ決めるも、首位を走る日本ハムとは1・5ゲーム差に広がった。11日からは敵地仙台で楽天との3連戦に臨む。

   ◇   ◇   ◇

マウンド上の松本晴は伸びていく打球を見届けるだけだった。6回1死満塁。1ストライクからの2球目だ。オリックス7番紅林にスライダーを選択。内角低めへきっちり投げ込むも、左翼スタンド5階席まで運ばれた。「自分が投げたベストボール。自信を持って投げたんですけど…。相手が一枚上だった」。痛恨の満塁被弾。1発に沈み、5回1/3を投げ9安打4失点KO。悔しさをにじませながらマウンドを後にした。

小久保監督は「打たれるのはしょうがない」としながら、期待するからこそ注文をつけた。「これから(先発の)ローテで回るにはその前のバント処理。サードを殺しにいこうという意識があれば幅も広がる」。6回無死一、二塁の場面だった。西野の一塁側への送りバントを簡単に許し、チャンスを広げてしまった。指揮官は「あれを普通にファーストじゃあね。苦しい時に守備で助けられると勝ちにつながる。フィールディングが大事と学んでくれたら」。松本晴も「三塁にランナーを簡単には進ませてはいけない。そこは反省するところ」と今後の糧にしていくつもりだ。

打線も、わずか3安打と沈黙した。2回に無死一、二塁、3回は1死一、三塁と好機を演出も、あと1本が出ず。4回以降は得点圏に走者すら進められず、9回に柳町が放った内野安打のみだった。小久保監督は「2回、3回でやっぱり、点が入らなかったからね」。序盤の先制機を生かせず、今季7度目の0封負けを喫した。

5連勝を逃し、首位日本ハムとは1・5ゲーム差に広がった。それでも、ここまで7カード連続で勝ち越し中と着実に貯金を増やす。11日からはパ唯一の負け越しを許す楽天との敵地3連戦に臨む。【佐藤究】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.