
<広島-阪神>◇10日◇マツダスタジアム
阪神のドラフト1位左腕伊原陵人投手(24)が5回2/3を投げ、3安打6奪三振3失点で降板した。
1-0の6回1死から大盛に左前打を許した。続く菊池は三振に仕留めたものの、小園、ファビアンに連続四球。2死満塁とした場面で降板した。投球数は103球で自己最多を更新。ブルペン陣に託し、悔しそうな表情でベンチに下がった。
しかし、2番手の桐敷拓馬投手(26)が坂倉に押し出し死球。さらに秋山に中前2点適時打を許し、1-3と逆転されたため、伊原の勝ち星は消えた。
今季はここまで広島戦で3試合に先発し、いずれも勝利投手となっていたが、4戦目にして初めて勝ち星を挙げられなかった。
伊原は6月8日オリックス戦(甲子園)の5勝目以来、勝ち星から遠ざかっている。