
<阪神-巨人>◇3日◇甲子園
阪神伊原陵人投手(24)が5回2失点で降板した。被安打9、四死球4(過去2四球が3度)はいずれも自己ワーストとなった。
立ち上がりからつかまった。初回、丸とオコエの連打で無死一、二塁。続く泉口の犠打は失敗となり、1死一、二塁としたものの、4番増田陸に左越え2点タイムリー二塁打を浴び、先制点を許した。先発に転向して11試合目、初めて1回に失点した。
3回にはキャッベジにプロ初の死球を与えるなど、走者を背負いながらの投球が続いた。5回で球数は89球に到達。裏の攻撃で代打を告げられて交代した。
しかし、5回裏、伊原の代打で出場したラモン・ヘルナンデス内野手(29)が同点の右犠飛を放ち、試合は振り出しに。打線に助けられ、敗戦投手ではなくなった。