
<広島-阪神>◇10日◇マツダスタジアム
阪神佐藤輝明内野手(26)が3試合連続で先制点をもたらした。2回先頭で、2試合連続となる23号ソロと放り込んだ。
左腕森翔平(27)の初球、124キロの真ん中スライダーを力まず振り抜いた。高く飛び出した打球は大きな弧を描いて右翼席に吸い込まれた。リーグトップの打点は59に伸びた。
試合前には侍ジャパンの井端弘和監督(50)らが球場を訪問。会話も交わし、直接、大きな期待を寄せられた。
本塁打、打点でトップを走るNPB随一の大砲について、同監督は「40、50(本)といける選手なので、大いに今年は期待したい。春先に、爆発的に伸びるのは佐藤選手と名前を出させてもらったと思いますけど。その通りになって来ているのかなと。(国際大会への)対応は打席の中でもちょっとずつできてきているのかなとは思う。11月の韓国との強化試合とかでも、そのへんの対応力を含めて見てみたい」と話していた。