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【高校野球】たった1人の部員「辞めようか悩んだ」北村山・加藤煌大が「やりきった」夏終わる/山形


北村山・谷地・上山明新館対米沢東 内野手に返球する北村山・谷地・上山明新館連合の加藤(撮影・木村有優)

<高校野球山形大会:米沢東13-5北村山・谷地・上山明新館>◇10日◇1回戦◇ヤマリョースタジアム山形

山形の熱い戦いが始まった。米沢東が一番乗りの白星。北村山・谷地・明新館連合に13-5で7回コールド勝ちした。佐々木愛瑠(あえる)内野手(2年)が三塁打含む3安打5打点。投げては公式戦初登板ながら3回1/3を4奪三振1失点(自責0)。2年生が投打で活躍し、初戦突破に導いた。秋田と福島も開幕。秋田では湯沢翔北が、湯沢に7-0で7回コールド勝ちし、同地区対決を制した。

   ◇   ◇   ◇

北村山のたった1人の部員、加藤煌大主将(3年)の高校野球が終わった。北村山・谷地・明新館の連合チームで臨んだ最後の夏。

「悔しさも残りますが、やりきりました」と振り返った。

1-4の4回、先頭打者が右前打で出塁すると、続く8番・加藤が1球で犠打を決めた。そこからチームは3得点を挙げ、一時、試合を振り出しに戻した。「小技を得意としているバッターなので、自分が犠牲になってでも、得点に絡むことができて良かったです」と話した。

昨夏が終わり、先輩の引退で部員1人になった。「正直、辞めようか悩みました」と当時の心情を吐露。それでも、両親から背中を押され「最後までやりきろう」と決意。この日、両親はスタンドで見守った。「目立った活躍はできませんでしたが、最後までプレーする姿を見てもらえて良かったです」。最後までやりきった姿と、感謝の思いを全力プレーで体現した。

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