
<ブルワーズ3-1ドジャース>◇8日(日本時間9日)◇アメリカン・ファミリーフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が「1番DH」で出場し、第1打席で31号先頭打者アーチを放った。最速165キロの新星右腕ジェイコブ・ミジオロウスキー(23)と初対戦。2球で2ストライクと追い込まれてからの3球目、決め球のカーブを完璧に捉えた。
第2打席は空振り三振を喫し、第3打席は四球で出塁した。この日は、3打数1安打1打点。前半戦までに31本塁打は球団新記録をマークしたが、チームは逆転負け。2点差で惜敗し、今季初の5連敗となった。
デーブ・ロバーツ監督(53)は試合後、球団記録を更新した大谷について「本当に素晴らしいこと。打撃面はもちろん、投手調整も進めて両方をバランス良くこなして、あれだけのパフォーマンスを維持している選手なんて思いつかない。彼はよく練習して、とても自己管理ができている選手だし、ここまで素晴らしい前半戦になっている」と高く評価した。