ロバーツ監督が大谷翔平の投球に「自分自身を制御していた」今後は「次のステップにすぐ」

ドジャースのロバーツ監督（2025年5月）

＜ドジャース－アストロズ＞◇5日（日本時間6日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、全米放送の現地中継局FOXスポーツの試合中インタビューで、大谷翔平投手（31）の投球を称賛し、今後の見通しについて言及した。

大谷は2回まで31球を投げ21球がストライク。無安打無失点無四球だった。

ロバーツ監督は「制球が良かったし、自分自身を制御していた。力を入れ過ぎているということもなかった。必要な場面でシンカーでストライクを取り、3－2の必要な場面でスイーパーで抑えた」と称賛。

「2回まで投げることは前もって決めていて、予定通りできたのは良かった。近いうちに、次のステップにすぐに進めると思う」と見通しを示した。

大谷の投手復帰のステップを慎重に進めているが、慎重さを緩めるのはいつになるか問われると「今季中にそれが起こるかは分からない。徐々に投球回を増やし、負担やストレス管理をしていく。普通の先発、5回まで投げるのはいつになるかとみんなによく聞かれるが、今は答えは出せない。彼が二刀流としてやっていくためにやれることをやっているし、うまくいっていると思っている」と話した。