
【龍仁(韓国)8日=永田淳】女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)は、韓国で開催される東アジアE-1選手権に出場する。
9日の初戦を前に、8日は男子の試合会場となる龍仁ミルスタジアムで公式会見が行われ、他3カ国の監督と選手が出席した。
3連覇を目指して戦うなでしこジャパンのニルス・ニールセン監督(53)は「我々のチームに新しい才能が加わる絶好の機会。エキサイティングなものになる」と、11人が初招集となるフレッシュな顔ぶれでの大会を楽しみにした。
18年にU-20中国女子代表のアシスタントコーチを務めていた指揮官は「中国のプレーを見ることが特に楽しみ」とも話した。「チームのほぼ半分の選手を若い頃から知っているので、彼女たちがどれだけ成長したかを見たい」とし、16日の対戦を心待ちにしていることを明かした。それでも最後には「もちろん我々が勝つように、いつものようにトライする」と勝利を宣言した。
今大会で主将に任命されたDF高橋はな(25=三菱重工浦和)は「優勝したのは過去のこと。いつ戦ってもアジアの難しさがあるし、簡単にいく試合はないと思う」と引き締めながらも、「チームとしても個人としても、優勝するためにこの大会にやって来た。1試合1試合全力でプレーしたい」と力強く優勝を宣言した。
なでしこジャパンは、9日に台湾(同42位)、13日に韓国(同21位)、16日に中国(同17位)と対戦する。