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【球宴】初出場の日本ハム達孝太「ちょっと面白いことやりたい」地元大阪での凱旋登板心待ち


マイナビオールスターゲーム2025の監督選抜で選出された意気込む日本ハム達(左)と北山(撮影・黒川智章)

日本ハム達孝太投手(21)が7日、「マイナビオールスターゲーム2025」(23日=京セラドーム大阪、24日=横浜スタジアム)に監督選抜で選出された。6月29日西武戦で、オール先発でのデビュー6連勝を達成。球団OB大谷翔平超えを果たしたホープは大阪出身で、第1戦登板がかなえば「面白いことをやりたい」と凱旋(がいせん)快投を思い描いた。北山亘基投手(26)も選出され、ファン投票選出の田中、レイエス、万波、清宮幸の計6選手の出場が決まった。

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サプライズ選出の強運男が、球宴でも何かを起こす。今季、5月4日が初登板だった達は、ファン投票開始時の5月16日の時点では、まだ1試合に登板しただけだった。あれよあれよと5勝を挙げ、監督選抜での出場が決定。「なんか選んでもらえて、びっくりしてたっていうのが正直な気持ち。狙える位置にもいると思ってなかったですし、急に来たって感じですね」と心境を口にした。

初選出に「気持ちですか…うれしいです。オールスターを全然、見に行ったこともテレビで見たこともなかった。小中学校のころも、あんまり記憶になかった」。メジャー志向の若武者にとっては、意外にも未知の世界。だが、くしくも第1戦が地元大阪で開催とあり「まだ投げるか分からないですけど、大阪にも僕のファンがいると思うので、たまには見に来てほしいと思います」と凱旋(がいせん)登板を心待ちにした。

194センチ、101キロ。日本人としてサイズも規格外だが、発言もずぶとい。6月27日西武戦で相手先発今井が熱中症で緊急降板したことを受け、新庄監督は酷暑のベルーナドームでは「完投はダメ」とお達しを出した。その2日後、猛暑の同ドームで、達は初完投勝利を挙げ「監督がそう言っていたのでやってやりました」と満面の笑みを浮かべた。初出場の球宴では「ちょっと面白いことをやりたい」。具体的なプランは伏せ、誰もが想像できない極上の投球を、披露する。

サプライズといえば、新庄監督も04年に球宴初の単独本盗を決めMVPを受賞した。その指揮官が「なんか逆に行ったろうっていう性格。結構ビッグマウスやからね」と言うほど、想像を超えて来る存在だ。6日楽天戦では2回表まで4失点も、その裏に味方が6点返して逆転し、黒星がつかなかった。強運も兼備する“利かん坊”が、大谷超えの次は、新庄超えを狙う。【永野高輔】

◆達の“大谷超え” 昨年10月3日ロッテ戦(ZOZOマリン)で5回3安打無失点と好投しプロ初勝利。今季は5月4日西武戦(ベルーナドーム)で1勝目。同18日ロッテ戦(ZOZOマリン)は7回無失点も勝ち負けつかず。同30日ロッテ戦(エスコンフィールド)から6月29日西武戦(ベルーナドーム)まで4連勝。昨季からすべて先発で6連勝となり、大谷らの5連勝を超え、新記録を樹立した。前回登板した6日楽天戦(エスコンフィールド)は5回5失点も黒星はつかず、連勝記録は継続中。

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