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【解析料理】4連敗19位J2降格危機の新潟、それでもシュート総数だけならリーグ6位に相当


前半、先制ゴールを決める新潟ゴメス(右、11番)(撮影・前田充)

<明治安田J1:京都2-1新潟>◇第23節◇5日◇サンガS

J1アルビレックス新潟は5日、アウェーで京都サンガFCに1-2で逆転負けし、4連敗を喫した。0-4で大敗した前節6月29日の町田戦に比べれば、球際の攻防など選手個々の奮闘は見られた。前半29分にはMFダニーロ・ゴメスが左足で豪快なミドルシュートを決めて先制。だが、その5分後に一瞬の隙を突かれて失点すると、攻め込んでいた前半追加タイムにカウンターから勝ち越された。

DF稲村隼翔がセルティック(スコットランド)に移籍した最終ラインは40歳のDF千葉和彦が16試合ぶりに先発し、ベンチにはDF登録選手が1人もいなかった。台所事情は厳しく、4試合連続の複数失点で計12失点。パス成功率も74%と新潟としては低かった。

勝ち点19のままでJ2降格圏の19位。最下位の横浜と勝ち点1差となった。厳しい状況にあるが、それでもデータをポジティブに解釈すると、全てがダメというわけではなさそう。シュート総数218本はリーグ6位に相当し、ゴールに迫ることはできている。

入江監督は「最後のところの質」を課題に挙げ、シュートの精度を高めるためには「その前段階のボールの動かし方」と言った。いかにいい形でシュートを打つことができるか。そうすることで決定力はアップするとの考えだが、同時に選手個々のシュート技術向上も必要になる。【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「解析料理」)

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