横浜FC主将のMF駒井善成（33）が4日、オンラインでメディア対応し、翌日に迎える横浜F・マリノスとの「横浜ダービー」への意欲を語った。
前節はFC東京に土壇場でPKを献上し、1－2と悔しい敗北を喫した。4連敗中と厳しい状況に陥る中、選手間で“決起食事会”を催し結束力を高めたという。
「ダービーに向けて一致団結して戦っていこうというと。ここからみんなではい上がっていくんだという話ができた。いい時間になった」
現在勝ち点19で18位。同勝ち点で19位新潟と並んでおり、最下位の横浜とは勝ち点4差。J1残留へ勝つと負けるでは大違いとなる“裏天王山”であり、同じ横浜を拠点とするチーム同士の戦い。
「このクラブの歴史というものはキャンプの時に聞きましたし、横浜FCに関わるみなさんの思いは伝わっている。ファンのみなさんの思いも持ってピッチに立たないといけない」と勝利への欲を高めている。
また、横浜については「もともと個のクオリティーが高い選手たちがいますし、前線の3枚も強力。カウンター一発があるし、この前もカウンターから追いついている。一瞬のスキを見せるとやられてしまう」と警戒する。
J1リーグでの対横浜通算成績は3勝2分け7敗と分は悪いが、ホーム三ツ沢となると一転、3勝1分けと負けなしだ。ホームサポーターの声援という地の利を生かし、今回も勝ち点3を狙う。「（直接対決ゆえに）“6ポイントマッチ”の特別な試合になる。僕たちも上に行きたいので、勝ちたい気持ちは強い」。今後を占う大事な一戦に向け、気持ちを高ぶらせた。
