
<DeNA4-3中日>◇2日◇横浜
中日が4戦連続1点差負けの4連敗で借金は今季ワーストを更新する8となった。初回に1点先制もその裏、エース高橋宏斗投手(22)が井上に1号逆転満塁弾を浴びた。打線は1点差に迫ったが追いつけなかった。
試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-1回2死から三塁へのゴロを佐藤が照明で見失い安打に。そこから満塁弾
「それは…もう(佐藤)龍世、責められんからね。横浜スタジアムはよくあることだからね。まあ、『照明が入った』ってところは現役のころとかも知ってるし、三塁手も結構あるから。それの後に、結局…ミスではないんだけど、(続く牧に)センター前打たれました、(松尾に)四球に出しましたって満塁にしてしまったところが(高橋)宏斗の…2回以降は立ち直ったにせよ、そこの立ち上がり、昨日の(金丸)夢斗もそうだけど、初回にボンボーンと点取られてってのは追いかける立場ってことになると苦しい。向こうのバッター(井上)は(今季)初出場かな。『見えてきたボールはなんでも』って勢いで来てるところに、(バットに)当たるところに投げてしまったってのが敗因…というか、宏斗が反省すべきこと」
-1点差で負ける試合が
「4連敗全部1点差やな。もちろん、じゃあ10-0で負けたらいいんじゃないのってわけではなく、必死にやってる結果だから。もう1点取ったところで同点なんだけど、それで後手に回ってしまうと。先制点を取って逃げ切るうちの勝ちパターンを作れてない」
-5カード連続負け越しに
「その答えがわかるなら教えてほしいって…。でも、例えばその、めちゃめちゃ雰囲気が悪いかっていうとそうではない。みんなまだ若い連中が多い中で『シーズン長いことあればそういうこともあるわい』ぐらいの感じを持ちつつで、やっぱり連勝を目指して頑張っていくしかないわな」
-佐藤は今日3番だったが今後も
「いや、そんなことない。龍世を、別に今日だって打てなかったからって責めるつもりはない。で、今日3番に置いたからって、別にそれがA級戦犯とも俺は思ってない。別にクリーンアップっていうこだわりはない」
-岡林を2番で起用
「ちょっと当たりが出てないんで。スタメンから外すっていう選択はないわけで、ちょっと違う形のシチュエーションになった時に、こういうサイン出したいな、そしたら(岡林)勇希も打破できるかなっていう意味合いで、気分転換プラスこちらの構想、こういうふうな運びだったらこうしようっていうものを踏まえて2番に置いた」