
<ソフトバンク4-1日本ハム>◇3日◇みずほペイペイドーム
日本ハムが4月25日以来となる今季3度目の3連敗を喫し、首位から3位へ転落した。
先発した金村尚真投手(24)が4回3失点と踏ん張れず、打線もソフトバンク先発の松本晴から14三振を奪われるなど1点のみに終わった。
5月11日からキープしてきた単独首位の座から転落。この日は試合がなかったオリックスに勝率5厘差で単独首位を明け渡し、ソフトバンクにも勝率2厘差で2位浮上を許して、日本ハムは4月28日以来の3位まで一気に順位を落とした。
試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「明日から開幕戦ですね、これで。第2章…ハハハ。本当の開幕戦スタートね。まあ3つ負けましたけど、ベンチの雰囲気とかはもうキャンキャン言うて。もう若いチームなんで、切り替えもできるだろうしね。大丈夫です」
-打線はソフトバンク松本晴に14三振
なんか急に、良くなりましたね。(松本晴の)先発転向は大正解ですね。スライダーも右バッターは打ちづらそうだし、タイミングのずらし方もうまいしね。調子に乗っていきそうな予感はします。
-金村の投球は
良くないね。抹消して、もう3日、4日、フラフラになるぐらいまで走り込んで。もう何が悪いかとかもう全て忘れて、走り込みだけしてね。その走り込んだ後に、ボールは行かないかもしれないんですけど、その先のことを考えて。なんかきっかけが、つかめると思うんで。そういうトレーニングの方法をしてもらえたらいいかなということは(コーチ陣に)伝えましたけどね。
-金村はファームで再調整
(うなずいて)真っすぐが良くないね。金村くんらしくない。真っすぐが良くないと振らないですからね、変化球も。真っすぐの腕の振りが良いから変化球でクルックル三振が取れる。あとはキレですよね。
-打線の方は、ずっと点が取れてない
まあ今はね、去年1年間、戦ってきた子たちが今年(もプレーしている)。まだまだ優勝経験もしたことない選手たちで、成長段階の時期なんで。ここからどういう風にガーンと成長するかっていうのは楽しみの1つではあります。
-疲れも出る時期
いや、そこまで疲れてなくないですか、ウチのチームは。だって、フレッシュな選手がスタメンに結構出てたりしてるんで、疲れはないかな。
-これで久しぶりに首位ではなくなった
いいんじゃないですか。面白いでしょ。去年、実力の差を見せつけられたソフトバンクさんが(順位は上になったが)…今年はパ・リーグもなかなか(どのチームも)いい戦力が整っているんで、突き放されることはないかなっていう感じではありますけど。小久保監督も今年は厄介な戦い(と感じていると思う)…でも、逆に面白いと思うんでね。お互い、順番が行ったり来たり変わるような展開だと、パ・リーグが盛り上がるんで、そういう展開にしていきたい。3つ負けたら、3つ勝ちゃいいんで。
-瀬古さんのレースのように
ハハハハハ。まあ(先頭から)4メーターぐらいまで後ろでも、大丈夫なんで(笑い)。楽しみましょう。