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【DeNA】若手が投打に躍動して1カ月ぶりの同一カード3連勝 小園健太がプロ初勝利


DeNA対中日 3回表、中日の攻撃を抑えガッツポーズで雄たけびを上げるDeNA小園(撮影・鈴木正人)

<DeNA8-5中日>◇3日◇横浜

DeNAが投打でフレッシュな若手が躍動した。5月30日からのヤクルト戦(横浜)以来約1カ月ぶりの同一カード3連勝で貯金生活に戻った。

4年目ドラ1右腕・小園健太投手(22)は5回3安打3失点の粘投でプロ初勝利を収めた。球団のドラフト1位で入団4年目以降にプロ初勝利は01年4月30日の谷口(4年目)以来球団24年ぶりとなった。

小園は1回テンポ良く5球で2死としたが、続く岡林に四球を与えると、4番細川にも2球で追い込んでから3球目直球を左前打とされた。2死一、二塁となって前夜にも本塁打を放っていたボスラーへの3球目、133キロのスプリットチェンジアップを捉えられた。高く舞い上がって風にも乗って右中間席への先制3ランとされた。

ぼうぜんとしたような表情を浮かべた小園だったが、すぐに切り替えて続く板山を二ゴロに打ち取り、1回表の投球を終えた。その裏の攻撃で打線が同点に追い付くと、2回以降は気迫を前面に押し出しながら凡打を重ねた。

3回には1死から岡林に二塁打を打たれるも、4番細川、1打席目に3ランを被弾した5番ボスラーをスライダーで連続三振に仕留め、豪快なガッツポーズで感情を爆発させた。

打線は4回に井上が2戦連発となるソロで勝ち越しに成功。その裏の5回には2死から四球を与えるも、岡林を遊飛に仕留めて勝ち投手の権利を守り抜き、5回の打席で代打が送られてマウンドを退いた。

打線も背番号18を援護した。1回先頭、桑原が左前打を放つと、続く佐野が中堅フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁とチャンスメークに成功した。

宮崎が一ゴロで1点を返し、2死三塁からは小園の女房役・松尾が左前適時打で1点差に。さらに2死二塁から前夜にプロ初本塁打となるグランドスラムを放った井上絢登内野手(25)が打席へ。

左腕マラーのスライダーを捉えると弾丸ライナーで右翼へ一直線。あまりの打球の速さに右翼・上林のグラブをはじき飛ばして同点適時打とした。

さらに同点の4回1死、再び井上がマラーに追い込まれながらも、外角低めのスライダーをたたき切った。右翼ポール際ギリギリへの2試合連発となる技ありの2号ソロ。「追い込まれていたので、しっかり強く当てることを決めてスイングしました。グッドなスイングだったと思います!」と同僚たちと両手の指を天に掲げる“宇宙ポーズ”で喜びを分かち合った。

天然キャラから愛称は「宇宙人」。前夜のお立ち台ではお決まりの「アイラブヨコハマ~!」と叫ぶシーンでも「アイラブヨコハマ宇宙~!」と叫んでチームメートを大爆笑させた明るい性格の若武者の勢いが止まらない。

打線はさらに中押し、ダメ押しに成功。5回1死一塁から佐野が適時二塁打を放つと、7回にも佐野の適時二塁打と牧の適時打でつないだ。8回には京田が古巣から今季1号ソロで5点差に広げた。

救援陣も中川が1回無失点、宮城が2回無失点と育成出身の両投手が無失点リレーをつなぐと、4点差の9回は堀岡が締めた。

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