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【ヤクルト】70試合目にして自力優勝消滅…「打率がというか1本が出ない」高津監督は敗因語る


広島対ヤクルト 8回表終了時、交代を告げる高津監督(撮影・加藤孝規)

<広島2-1ヤクルト>◇2日◇マツダスタジアム

ヤクルトが70試合目にして、自力優勝の可能性が消滅した。

1点を追う9回2死二塁、松本直が遊ゴロに倒れて試合終了。その後に首位阪神が勝利したため自力Vは消え、虎の背中は、さらに遠のいた。高津臣吾監督(56)は「明日から(上位との差を)縮めたいと思います」と現状を受け止めつつ、前を向いた。

先手は最高かつ最速の形で奪った。初回に並木が3号先頭打者アーチで先制。なおも1回は1死三塁の好機だったが、オスナ、山田が凡退した。高津監督は「(1回の)あそこでもう1点取れていればと思いますけど…得点圏の打率が…打率がというか1本が出ない」と敗因を挙げた。初回で追加点を奪えず、2回以降は無得点。7度の得点圏の打席で決定打に欠いた。6回4安打2失点だった先発奥川を援護できなかった。

開幕から村上、塩見と主力を欠く。4月11日に1度は首位に立ったが、勢いを持続できず、さらに4月下旬には長岡も離脱した。6月下旬にはサンタナも死球の影響で抹消。打線が強さとなり、22年にはリーグ連覇を達成したが、今季は故障者の続出の影響が大きく、5月18日DeNA戦からは14試合連続2得点以下のプロ野球ワースト記録に沈んだ。5月は5勝18敗1分け、6月は6勝15敗1分けだった。

23年以降3勝24敗3分けの鬼門マツダスタジアムで競り負け、20勝46敗4分けの借金26となった。ただファームでリハビリに励む村上、長岡は2軍で実戦復帰の時が近づいている。残り73試合。1つずつ積み重ねていくしかない。【上田悠太】

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