
<高校野球南北海道大会札幌地区予選:北星学園大付4-3東海大札幌>◇30日◇代表決定戦◇札幌円山
北星学園大付が今春センバツ出場の東海大札幌を撃破し、3年ぶり4度目の南北海道大会進出を決めた。
2点を追う3回に相手の守備の乱れもあり、3得点で逆転。6回に追いつかれてたが、9回2死一、三塁、相手投手の暴投で決勝点を奪った。
7回から2番手で登板した畠山大輝投手(3年)は3イニングを無失点に抑えて勝利を呼び込んだ。「ひとまずほっとした。自分の力じゃなくて、全員が声をかけてくれて、守ってくれて、自分じゃなくて全員の力」と、好守で支えた仲間に感謝した。
昨秋ドラフト4位で巨人に入団した石田充冴投手(18)の母校。沼山健吾監督(42)のもとには、試合後に石田から勝利を祝福するメッセージが届いたという。指揮官は「夏なんて1点差勝負。そこも準備、練習してきたので、選手が本当にやってくれた」と振り返った。