
<ロッキーズ-ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、2試合ぶりの今季28号本塁打を放った。敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場し、7回の第4打席でソロ本塁打を放った。
標高1600メートルにあるクアーズフィールドは気圧が低く、「打者天国」と呼ばれるように打球がよく飛ぶ。6月は例年爆発する最も好相性の月だが、今年は6月に入ってから24試合で6本目。5月は球団の月間最多タイで自身のメジャー月間最多タイでもある15本塁打をマークしたが、ここ4試合で3発と、6月も下旬になって量産ペースに乗せてきた。
これでチーム82試合目で28本塁打となり、年間では55本ペースとなった。ただし、自己最多54本で本塁打王を獲得した昨季は、チーム88試合目(7月6日)に28号を記録しており、今季は6試合早い到達。6月以降も例年のような活躍を見せれば、日本人初、ドジャースでは球団初となる60本の大台も視野に入ってくる。
ロッキーズ戦での本塁打は通算13本目。クアーズフィールドでは通算6本目となった。投手として復活し、リアル投打二刀流となった大谷。打撃も勢いに乗ってきた。
<大谷の年度別本塁打>
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=★44本
24年=★54本
【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】