
27日のリーグ戦再開に向け、各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ交流戦のMVP、今後の見どころをお届けします。
【ロッテ】
<交流戦のMVP>
山本が交流戦2位タイの5本塁打をマークした。交流戦初戦から「4番」を務め、チームの勝利には欠かせない存在となった。シーズン20本塁打を目標に掲げる新たな大砲は「できることが増えてきている。もっとチャンスで打てるように」と試合を通して成長中だ。今季は外国人に頼らない若手中心の打線の中で、リーグ戦再開後も愛称「ダイナマイト」の爆発力に期待がかかる。【星夏穂】
<リーグ戦再開後の見どころ>
新守護神・中森が誕生した。強心臓の持ち主でピンチでも冷静に試合を締める。12日広島戦でプロ初セーブをしてから交流戦ですでに4セーブ。勝ちパターンでは横山、鈴木、中森の順での登板が多かったが、吉井監督は「パターンにはしてない。しっかり考えて彼らの実力が出るところで出してあげたい」と今後の起用方法を語った。投手も野手も若手の躍動に注目だ。