
27日のリーグ戦再開に向け、各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ交流戦のMVP、今後の見どころをお届けします。
【オリックス】
<交流戦のMVP>
杉本が得意の交流戦で暴れた。チームトップの打率3割3分3厘で全体5位。18戦中16試合で安打を放ち、7打点、2本塁打もマークした。22年には交流戦首位打者を経験し、今季も好相性。12球団最強のチーム打率2割6分2厘を誇る打線をけん引した。それでも「引っ張っていきたいというより(打順は)何番でもいいので毎日試合に出たい」と謙虚な34歳。一気に波に乗る。【村松万里子】
<リーグ戦再開後の見どころ>
課題の中継ぎ陣がカギを握りそうだ。交流戦では中日から金銭トレードで加入した岩崎が6試合、山岡が9試合、ドラフト6位片山や高島、才木ら若手も奮闘した。一方で、山田、博志、山崎、古田島らに2軍再調整を命じるなど、整備を進めている。交流戦前と変わらず、首位日本ハムを2・5ゲーム差で追う。まずは今季6勝2敗の楽天戦で好スタートを切りたい。