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JR東日本東北が3年連続決勝、金沢龍介が乱打戦にとどめさす2ランで復活「勢いをつけようと」


JR東日本東北は大打撃戦で七十七銀行を10-5で下し、3大会連続優勝に王手をかけました。試合の決定打は、金沢龍介選手が7回表に放った右越えの2ランホームランでした。彼は試合を通じて5打席で出塁し、頼れるリードオフマンとしての存在感を示しました。この勝利でJR東日本東北は28日にTDKとの決勝戦に進みます。一方、七十七銀行は日本製紙石巻と第2代表決定トーナメントに挑みます。七十七銀行の後藤佑輔投手は3番手として登板し、2回3失点。強力な打線に圧倒されながらも、次の試合に向け気持ちを切り替えています。

七十七銀行対JR東日本東北 7回表JR東日本東北1死二塁、右越え2ランを放ち、ダイヤモンドを一周するJR東日本東北・金沢(撮影・木村有優)

<都市対抗2次予選東北大会:JR東日本東北10-5七十七銀行>◇22日◇第1代表準決勝◇宮城・仙台市民球場

TDKが2-0で日本製紙石巻を下し、決勝に駒を進めた。JR東日本東北は10-5で七十七銀行を破り、3大会連続優勝に王手をかけた。TDKとJR東日本東北は第1代表をかけて28日に決勝で対戦。日本製紙石巻と七十七銀行は第2代表決定トーナメントに臨む。

   ◇   ◇   ◇

乱打戦でとどめの1発を放った。7-3の7回1死二塁、JR東日本東北の1番金沢龍介外野手(26=専大)はカウント3-1から七十七銀行の3番手後藤に対し、狙いを絞った。インコース直球を捉え、右翼席へ。「何点あってもいい展開だったので、貴重な2点になってくれたのかな」とダメ押しの2ランにほほえんだ。第1打席の右前打に3四球とあわせ5打席で出塁。「いい仕事ができてよかった」。勝利へ導いた。

「今日の試合前のバッティングまで本当に調子が悪くて…」。5月は17打数無安打と不振に陥った。6月は13打数3安打と少しずつ回復。佐藤政仁ヘッドコーチから「お前が調子がいい時は、もっと上からボールが見えてる時だよ」と言われ、打席で重心が沈みすぎていることに気がついた。「結果につながってよかったです。(佐藤コーチは)普段から野球勘がすごくて、周りを見ていて癖とかもすごく気付くので」と感謝した。指導に応える1発だった。

頼れるリードオフマンの復活だ。「任されるからには、ガツガツいこう、勢いをつけようと思います」。勢いそのまま、3連覇で今年も全国の舞台をつかみ取る。【高橋香奈】

○…七十七銀行は、ルーキーながら主戦を担う後藤佑輔投手(22=東北工大)が5回途中から3番手で登板したが、2回3失点だった。「気持ちで負けてはいけませんが、オーラがあるというか、振ってくるので正直、怖かったです」と昨年の都市対抗準V打線のレベルの高さを痛感した。「時間は少ないですが、真っすぐと変化球の精度を見直して、次こそは勝ちたいです」と、第2代表獲得に向けて切り替えた。

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