starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【西武】武内夏暉、場内どよめくギータばりフルスイングでV打点「テレビで見てた」戸郷から犠飛


西武の武内夏暉投手が巨人との試合で、その活躍が際立った。試合は無失点で6回を投げ、打席ではフルスイングでプロ初の犠牲フライをあげ、勝利打点を記録。これで彼は今シーズン3勝目を収め、昨シーズンの新人王としての期待を背負う。試合中盤以降、マウンドでは四死球で一人の走者しか許さず、安定した投球を見せた。西口監督も投球が散らばったことを評価し、武内の成長を称賛した。左肘の故障から開幕に出遅れながらも、彼は後半戦に向けて調子を上げていく意欲を示した。

巨人対西武 勝利投手となりライナとポーズを決める西武武内(撮影・清水貴仁)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人0-5西武>◇22日◇東京ドーム

西武武内夏暉投手(23)が“主砲”ばりのフルスイングで勝利打点を挙げ、投げては6回4安打無失点で3勝目を挙げた。

両チーム無得点の2回無死満塁で「9番投手」の武内に打席が回ってきた。「テレビで見ていた」球界屈指の右腕、巨人戸郷と対戦。豊田投手チーフコーチから好機では積極的に行くよう指示を受け、初球から強振。高校通算0本塁打で打撃に自信はないという187センチ左腕だが、同じ身長でパワフルな打撃で2度の首位打者とMVPに輝いたソフトバンク柳田をほうふつとさせるフルスイングに、場内がどよめいた。狙い球は絞らず、148キロの高め直球を反応で捉えた。もう少しで本塁打という決勝の右犠飛でプロ初打点を挙げ「めっちゃうれしいです」と喜んだ。

マウンドでは、4回以降に許した走者は死球による1人のみと尻上がりに調子にを上げた。西口監督は「ボールがまとまらずにある程度、散らばったっていうのも良かったんじゃないかな」と笑顔でたたえた。

左肘故障で開幕に出遅れた昨季新人王は、この日で3勝目。武内は「コンディション自体は右肩上がり。修正できたことをつなげていきたい」と明るい表情で後半戦を見据えた。【佐瀬百合子】

▼西武武内が2回に犠飛でプロ初打点を挙げ、これが勝利打点となった。交流戦でパ・リーグ投手のV打点は05年西口文也(西武)、馬原孝浩(ソフトバンク)、13年大谷翔平(日本ハム)、22年千賀滉大(ソフトバンク)、23、24年山崎福也(23年オリックス、24年日本ハム)に次いで6人目(7度目)。西武では西口以来20年ぶり2人目。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.