
<日本生命セ・パ交流戦:中日2-3日本ハム>◇21日◇バンテリンドーム
日本ハムが中日に競り勝ち、12球団最速で40勝に到達した。交流戦は1試合を残して11勝6敗となり、新庄剛志監督(53)が目標に掲げた11勝7敗のノルマも達成した。
試合は初回から幸先よく2点を先行した。1番五十幡亮汰外野手(26)が中前打、2番矢沢宏太外野手(24)が左中間を破る適時二塁打で1点。さらに1回1死一、三塁から5番郡司裕也捕手(27)がセーフティースクイズを成功(記録は一塁への適時内野安打)。1点差に迫られた7回には清宮幸太郎内野手(26)が出場20試合ぶりとなる5号ソロを放って、再び突き放した。
先発した加藤貴之投手(33)は7回途中まで1失点の好投で5勝目を挙げた。
この日は交流戦首位のソフトバンクが阪神に敗れたため、日本ハムは07年以来となる優勝の可能性も残した。