
<ドジャース-パドレス>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム
元ドジャースの斎藤隆氏(55)が、山本由伸投手(26)のスプリットの状態を分析した。
山本は7勝目をかけて先発。だが、1回からハードヒットされる場面が相次いだ。
1番タティスには直球を右直、アラエスにはスプリットを右翼フェンス際、マチャドにもスプリットを左翼フェンス際まで運ばれた。
2回も先頭シーツにカーブを拾われ、右翼フェンス際への飛球。本塁打性の打球を連発されると、ボガーツにカウント1-1からスプリットを中越えの先制ソロとされた。続くクロネンワースとイグレシアスは弱い飛球に打ち取ったが、1回から5者連続でハードヒットを許した。
2回まで1失点も空振りはなし。NHKBSで解説した斎藤氏は山本のスプリットに言及。「落ちるというより回転が緩くなって、ただボールが遅くなって、チェンジアップに近いように感じているかもしれない。ゴロが多い投手としては気になる」と分析した。