
<日本生命セ・パ交流戦 中日6-3オリックス>◇18日◇バンテリンドーム
中日がオリックスに打ち勝ち連敗を3で止めた。リーグ戦の借金は3、交流戦は7勝7敗となった。
井上一樹監督(53)は4回に逆転の4号3ランを放ったジェイソン・ボスラー外野手(31)に改めて4番を任せたい考えを明かした。「苦しんではいますけどジェイソン・ボスラーがあそこで貴重な一発を打ってくれた。これをまた自信として、うちの4番というのはいつも変わっていますけども基本ジェイソンが打ってほしいなと思って…願望が。今日は本当にいいところで打ってくれたと思います」と、きっかけの1打にすることを期待した。
この日も早出特打を行う真面目助っ人に「わかるでしょ。あいつの性格、もう日本人以上に日本人しようとしてるから、もういいからっていうぐらい、もう真面目な子なんで。もうちょっとこう、やんちゃな部分がね、あいつの中にあってもいいかなっていうぐらい真面目な子なんでね。でも、本人のいいところとして伸ばしてあげたいし、ある意味可愛いところでもあるんですけども、もうちょっと荒々しくいきなさいよっていうところもあるしね」と、もっとやんちゃなくらいでいいと笑った。
この日は井上監督がバットを持って身ぶり手ぶりで直接指導も行った。「『こういうふうにしたらどうや』っていうようなアドバイスみたいな感じ。今日初めてやったわけじゃないし。なんかこうひと声、ふた声かけるだけであいつの気持ちが楽になるんであれば、なんぼでも僕はかけますし、そういった気持ちにさせてあげるっていうのが僕の仕事なんで。それはもう明日以降も続けますけどね」と今後もアドバイスを送る。