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札幌大谷が4戦無失点で7年ぶり優勝 菊谷輝主将「チーム全員の力で勝ち取った勝利」北海道総体


札幌大谷が高校総体北海道予選の決勝で北海を1-0で下し、7年ぶりに優勝を果たしました。試合は後半23分に、FW遠藤煌太が左CKからヘディングで決勝点を挙げました。昨年は全国大会に準優勝で出場しましたが、今年は1枠のみの難しい代表争いを制しました。チームの強みはセットプレーで、遠藤はその力を活かして決勝点を決めました。また、チームは無失点で大会を通じて勝ち上がり、清水監督は「新しい大谷の色を見せた」と語っています。チームはさらに全国ベスト8を目指し、証明したいという意欲を示していました。

7年ぶり優勝を決めた札幌大谷の選手ら(撮影・保坂果那)

<高校総体北海道予選:札幌大谷1-0北海>◇18日◇決勝◇旭川・リアルター夢りんご東光スポーツ公園球技場

サッカー男子で札幌大谷が北海を1-0で下し、18年以来7年ぶり優勝を果たした。後半23分に左CKからFW遠藤煌太(3年)がヘディングで決勝点を奪った。フィジカルと走力を武器に、北海道予選4戦無失点で1枠の全国切符(7月26日開幕、福島県)を手にした。

   ◇   ◇   ◇

札幌大谷が7年ぶり頂点に立った。昨年は4連覇の旭川実に敗れ準優勝での全国出場だったが、1枠減った厳しい代表争いを制した。MF菊谷輝主将(3年)は「チーム全員の力で勝ち取った勝利」と喜んだ。

セットプレーでもぎ取った1点で勝利を決めた。後半23分、左CKからファーサイドで遠藤が頭で合わせた。スクワット200キロを持ち上げる173センチ、78キロの屈強なボディが持ち味のFW。「自分たちはセットプレーが強み。いろんなセットプレーを練習してきた。(キッカーの)前田晴陽のキックがめっちゃきれいで合わせるだけだった」と振り返った。決勝で飛び出した今大会初得点が貴重な1発となった。

遠藤を含め時速30キロ以上のスピードが出せる選手が複数そろう。バックは昨年U-16日本代表候補に選出されたDF大石蓮斗(3年)を中心に堅守。道予選を無失点で勝ちきる力がある。全国選手権に出場した昨年のチームは主将だった現J2今治MF笹修大(18)を擁し、パスで崩すサッカーが主体だった。清水隆行監督(50)は「今までの大谷とはちょっと違う色が出せた」と話す。

15日には、笹がメンバーとして地元に凱旋(がいせん)したプレドでの札幌対今治を観戦。ルーキーながらJリーグの舞台で活躍するOBの姿に刺激を受けた。そんな先輩が果たせなかったベスト8をチームの目標に掲げるが、遠藤は「やるからには優勝を」と全国での戦いを見据えた。【保坂果那】

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