
<日本生命セ・パ交流戦:DeNA-西武>◇17日◇横浜
DeNA牧秀悟内野手(27)が2シーズンぶりに盗塁失敗した。2回先頭、西武今井のスライダーを拾って左前打。チーム初安打で出塁すると、続く松尾の打席で初球からすかさず二盗を試みた。
しかし捕手・古賀悠が二塁へストライク送球。リクエストの要求すらせずに悔しそうな表情を浮かべてベンチに下がっていった。昨季は自己最多11盗塁をマークして失敗は0。今季もここまで3盗塁全てを成功させていたが、23年以来2年ぶりに盗塁失敗となった。
古賀悠は牧にとって、中大の1学年後輩で侍ジャパンでもチームメート、さらに昨オフは自主トレをともにするほどの関係性だった。試合前にはあいさつに追いすがる古賀悠に対し、牧は振り払うようにダッシュで逃亡する一幕もあった。プライベートまでよく知る強肩捕手相手に、牧の連続盗塁成功記録が阻止される結果となった。