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【阪神】チケット「転売ヤーの撲滅を」懇願に「非常に苦慮。警察とも協力」/阪急阪神HD株主総会


大阪市で開催された阪急阪神ホールディングス第187回株主総会では、阪神タイガースの試合チケットについての要望と提案が出されました。一部株主は、現在チケットが取りにくい状況になると指摘し、特に転売問題を懸念しました。対策として年間チケットの販売方法を見直すことや、転売ヤーを排除する仕組みを提案しました。席に関しては、現行の横並びでは会話もしにくく、子どもが観戦しやすい状況を求める声がありました。この対応に対し、担当取締役は転売制限の取り組みと販売方法の検討を続ける意向を示しました。

阪急阪神HD第187回株主総会に次々と入場していく株主(撮影・阪口孝志)

阪神タイガースの親会社の阪急阪神ホールディングスの第187回定時株主総会が17日、大阪市北区で開かれた。開会時点での参加者は1512人。

タイガースに関する熱い叱咤(しった)や珍提案が飛び出すことでも知られる。

祖父の代からのタイガースファンという男性から主催試合のチケットについての要望があった。

「今、非常にとりづらい。ドジャース戦と同じくらい。『転売ヤー』の存在があって、野球を見たい人がチケットを取れない状況になっていると危惧します。数年前までは年間シートを前後半で販売していたが、今は1回で売り尽くす。年間をぜひとも半分に分けた売り方を。あとは転売ヤーに回らないように。それとチケットは10枚購入できるが(席が)横並び。試合中に会話できないような状況。できれば前後など選べる仕組みにしてほしい。できたら甲子園も当日思ったら行けるような状況を作ってもらいたい。お子さんも行きやすい状況を作ってもらいたい。座席の確保と席の幅を、特に外野席。転売ヤー撲滅を考えて欲しい」

これに対し、常務取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長の上戸健司氏が応答した。

「転売対策は非常に苦慮しております。タイガース主催試合のチケットにおきましては、主催者の定める金額を超えて繰り返し販売をすることがありますと、法に触れると言うことで警察とも協力しながら、そちらの制限を加えるように今対応しているところであります。一斉発売についても、いろいろと販売方法を模索しておりまして、常日ごろからご意見を勘案しまして、今のところ全期間一斉発売するのがもっともいいのではと行っておりますが、また来年以降については考えていきたいと思っております」とした。

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