
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)15日(日本時間16日)=斎藤庸裕】23年9日の右肘手術から回復したドジャース大谷翔平投手(30)が、二刀流復帰を飾る。本拠地で16日午後7時10分(同17日午前11時10分)開始のパドレス戦に先発が決まった。デーブ・ロバーツ監督(53)によれば短いイニングで交代するオープナーとして登板し、1イニングとなる見込み。ロバーツ監督の一問一答は以下の通り。
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-大谷の1年10カ月ぶりの復帰について
「とても楽しみだ。まずは野球ファンとして。ショウヘイともこれまで、状態についてしっかりコミュニケーションを取りながら、良い形で進めてこれた。野球界全体にとっても、チームにとっても、素晴らしい瞬間になるだろう」
-毎週、1イニングずつ増やしていくのか
「そうなると思う。どこまで伸ばせるかは分からないが、現時点では最低でも1イニングは行けるだろう。そこから、様子を見ていくことになる」
-大谷が投げたい意欲を示したことが大きかったか
「そうだね。それと、マーク(プライアー投手コーチ)、アンドリュー(フリードマン編成本部長)、医療スタッフとも話して、これまでの3度のライブBPで少し体への負担があった」