
女子サッカーWEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザは16日、MF塩越柚歩(しおこし・ゆずほ、27)が三菱重工浦和レッズレディースから完全移籍加入すると発表した。
東京ベレーザを通じ「歴史あるクラブの一員となりプレーできることを嬉しく思います。タイトル獲得のために自分自身の全てを出して闘います。応援よろしくお願いします!」とコメントした。
浦和レディースを通じてもコメントを発表し「急なご報告となり、直接ご挨拶できず申し訳なく思っています。ジュニアユースに加入してから15年レッズで育ってきた私にとって、この決断は決して簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました。私をここまで大きくさせてくれたクラブにはとても感謝しています。そして、浦和のエンブレムを通して出会えたすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございました」などと感謝した。
27歳の塩越は元日本女子代表(なでしこジャパン)で21年東京五輪に出場。浦和レディースの下部組織出身で主軸として活躍し、今季は19試合で3得点を挙げた。22-23シーズンからリーグ連覇に貢献。昨季はベストイレブンにも選出された。
WEリーグは21-22年に開始。今季は東京ベレーザが初優勝を飾り、浦和レディースは3位で3連覇を逃した。