starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【神戸】加入即スタメンの永戸勝也が攻守で存在感 CKからのアシストで勝利もたらす


ヴィッセル神戸は、新加入のDF永戸勝也が左サイドバックで先発出場し、名古屋グランパスを2-1で下しました。永戸は試合開始直後のFKやCKのキッカーとして存在感を示し、試合の流れを作りました。吉田監督の個別ミーティングを経て、永戸は神戸の戦術に迅速にフィットしました。また、他の選手との連携も良好で、特にMF広瀬陸斗との連携が光りました。永戸はデビュー戦での活躍に手応えを感じつつも、更なる成長を目指す意欲を示しました。神戸は、新たな戦力を手に3連覇を見据えた戦いを進めています。

横浜時代の永戸勝也(2025年2月撮影)

<明治安田J1:神戸2-1名古屋>◇15日◇第20節◇ノエスタ

新戦力の活躍で、ヴィッセル神戸が名古屋グランパスを下した。

この試合では今月加入したDF永戸勝也(30)が左サイドバックで先発出場。いきなり存在感を発揮した。

前半4分にゴール前で得た直接FKでキッカーを務めると、同8分の右CKでは、1本目を蹴っていたMF扇原貴宏から引き継いでキッカーに。相手のオウンゴールで1-0とした同アディショナルタイムには、右CKからの高精度キックでFW宮代大聖のゴールをお膳立てした。「狙ったところに蹴れて、流れたところをうまく(宮代)大聖が決めてくれた。少しラッキーなところもあったけど良かった」と謙虚に話した。

9日に完全移籍での加入が発表されてから6日で初陣を迎えるにあたり、吉田孝行監督監督からは時間をかけた個別ミーティングで神戸の戦い方をレクチャーされた。その結果、指揮官は迷わず先発起用。「十分フィットするなと。実戦形式はできていなかったので不安があったかもしれないが、自分としては自信を持って送り出すことができた」と起用の思いを語った。

監督との会話は、永戸にとって有意義なものになった。「立ち位置や対角に蹴られた時のプレッシャーのかけ方は、新しい発見だった」と刺激を受けたことが、いきなり神戸の選手らしいと思わせる動きにもつながった。

この試合では、20~21年に鹿島アントラーズでチームメートだったMF広瀬陸斗との連係も光った。左右のサイドバックとして組んだことはあったものの、縦関係では初めてのコンビ。「(広瀬は)気の利くプレーヤーで、周りの選手を使える。結構縦(への突破)もいけるんだなていうのは新しい発見だったけど、守備のところもしっかり頑張ってくれた。そこを並べてくれたのも、すんなり入れた1つの要因かなと思う」と感謝した。永戸の前に入った広瀬は「ずっと変わらず器用だし、守備ができて、左足のキックもとてもいいものを持っている。デビュー戦で素晴らしい活躍ができたのは、カツくんの能力」と絶賛。相思相愛ぶりをうかがわせた。

新天地で早速存在感を発揮し、勝利に貢献した背番号41は、上々のスタートに手応えを示しつつ、出し切れなかった思いも口にした。「ほっとしてはいるけど、もっとできるなっていうところがあるので、満足せずにやっていきたい」。欠けていたピースを獲得した神戸が、3連覇に向けて前進した。【永田淳】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.