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【阪神】岡田顧問「流れ変えた」佐藤輝明走塁ミスに苦言「論外」延長でフェン直の当たりが単打に


楽天対阪神の延長戦で、阪神の岡田彰布顧問が選手のミスに厳しい批判をしました。試合は延長11回に突入し、阪神の佐藤輝選手が打席に立ち、勝ち越しの一打を確信したが、打球がフェンス直撃になり、セカンドに行けるはずが単打に終わりました。岡田顧問は解説席で「慢心」と厳しく指摘し、野球の基本を守ることへの重要性を強調しました。また、藤川監督も同様にミスを振り返り、次の試合に向けてチームの引き締めを誓いました。

楽天対阪神 延長戦を見守る阪神岡田前監督(撮影・河田真司)

<日本生命セ・パ交流戦:楽天3-2阪神>◇15日◇楽天モバイルパーク

阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)が、主砲のボーンヘッドに苦言を呈した。

仙台で東日本放送のテレビ解説を行い、試合後に取材対応。目の前で起きたまな弟子の痛恨ミスにぼやきが止まらなかった。

岡田顧問 当たり前のことや。打ったら走る。それだけやんか。流れ変えたやんか。

2-2同点の延長11回。先頭で打席に立った4番佐藤輝は、楽天江原の141キロ落ち球を会心の当たりではじき返した。右中間へグングン伸びた打球に、勝ち越しの1発を確信。バットを持ったままゆっくり一塁に歩き、すぐ走り出さなかった。だが打球はスタンドインすることなく、フェンスを直撃。悠々と二塁に行けたであろう一打が、まさかの単打となった。

解説席で岡田顧問は「慢心」と苦言。「これは大きいよ。セカンド行くのと(行かないのでは)」。言葉通り、直後には大山の左前打で無死一、二塁に好機が広がったが後続が凡退。1点を争う延長の激闘で、痛すぎる1プレーとなった。

岡田顧問 そんなんお前、野球始める時からやろ? 打ったら、バットを放って一塁に走る。見てみいよ。(今日も一塁に)走ってないの何人おったか。論外やろ、お前。バットは放って走るんやで、一塁に。そういうことやんか。

岡田顧問は解説席でリリーフ起用についても言及。9回、10回の2イニングを無失点に抑えた岩崎について「(1イニング超の登板は)初めてちゃうか。(僕は)行かせてないんちゃうかな」と疑問符をつけた。岩崎の回またぎは4年ぶりで、岡田監督時代は優勝争いの佳境でもなかった。

単打の直後、佐藤輝も一塁ベース上で両膝に手をつき、痛恨の表情を浮かべていた。マルチ安打にも言葉少なく、バスへ乗り込んだ。「明日またしっかり休んで、頑張っていきたいと思います」。12日の西武戦では痛恨のけん制死もあった。苦い教訓を結果で挽回するしかない。【波部俊之介】

○…藤川監督も岡田顧問と同様、佐藤輝の走塁ミスを厳しい表情で振り返った。ベンチから一塁ベースの主砲を見つめ、ぶぜんとした表情も浮かべていた。「全てがやっぱり、チームを預かる立場としては、明後日からそういうものがないような姿で、またチームとして臨むと。そこは自分の責任として、しっかり火曜日からやらなければと思っています」。独特の言い回しで引き締めを誓った。

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