
<日本生命セ・パ交流戦:西武4-1阪神>12日◇ベルーナドーム
佐藤輝の痛恨けん制死について、一塁ベースコーチャーを務める阪神筒井荘外野守備走塁チーフコーチ(50)が唇をかんだ。
「あれは大きかった。あそこは佐藤だけの責任じゃなくて、コーチとしても背後だったり、もうひと工夫、声かけとかしないといけないと反省している。あってはならないプレー。勝敗にも影響したし、コーチとして反省している。何を言っても言い訳になる。いろんなことはやったけど、対応できなかったので」
3点を追う8回、1死から2番中野が安打を放つと、3番森下、4番佐藤輝が連続四球を選んで1死満塁。反撃ムードが最高潮に高まった5番大山の打席だったが、西武の山田が意表を突いた一塁けん制。走者佐藤輝がつり出され、痛恨のタッチアウトとなった。直後に大山も遊ゴロで倒れ、ビッグチャンスは無得点に終わっていた。