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【解析料理】新潟ダニーロ「すごいゴール」敵将も脱帽 来日3年目初フル出場、初の左足ミドル弾


明治安田J1リーグ第20節で、新潟アルビレックスはホームで横浜F・マリノスを1-0で破り、今季最多の観客を集めました。試合の決勝点となったのは後半28分、MFダニーロ・ゴメスが左足で放った美しいゴール。この得点で新潟は勝ち点を19に伸ばし、横浜FCを得失点差で18位に浮上しました。ダニーロはこれまで思うように得点できず、今回が得意の左足を使用した初のゴールです。彼の活躍は今後の新潟にとって大きな期待を寄せられています。新潟はかつてブラジル人選手に頼っていましたが、近年はそうした編成をやめており、ダニーロの活躍は新たな希望となっています。

後半28分、新潟ダニーロ・ゴメス(右端)のコントロールショットがゴール右隅に突き刺さる(撮影・小林忠)

<明治安田J1:新潟1-0横浜>◇15日◇第20節◇デンカS

J1アルビレックス新潟は15日、今季最多3万474人が集まった本拠地ビッグスワンで横浜F・マリノスを1-0で下した。

勝ち点19とし、得失点差で横浜FCをかわして18位に浮上した。後半28分にMFダニーロ・ゴメス(26)が決めた左足での鮮やかなゴールが決勝点になった。

生き残りをかけた勝負の後半戦。ブラジル人レフティーの左足ミドルがようやく決まった。右サイドから中央に切れ込んで左足を一閃(いっせん)。ボールはGKの手をはじき、逆サイドの左上隅に突き刺さった。敵将のキスノーボ監督も「あれだけすごいシュートが決まると難しくなる」と脱帽。5月3日の東京戦(2-3)でのJ1初ゴールは後半追加タイムにCKを右足であわせた形だったが、武器にしている利き足での得点は今回が初めてだ。

主戦力だったMF小見洋太が柏に移籍し、ダニーロが右サイドハーフとしてJ1通算45試合目で初のフル出場を果たした。何度もドリブルを仕掛け、両チーム最多6本のクロスを送ってチャンスメーク。今後に期待が持てる90分となった。

かつての新潟は数多くの優良ブラジル人アタッカーが活躍した。1人で違いを生み出し、リーグ全体にも強烈なインパクトを残した。だが、近年のチームはそうした「ブラジル人助っ人」に頼ることなく編成。21、22年はブラジル選手を獲得しなかった。

そんな中、ダニーロが23年に加入。ここまでは出場時間が限られていたこともあってか、ゴールが遠かった。待望の一発に本人は「日常の練習でもいっぱいやっている。カットインをして素早くキックというのは練習している」。気温26・2度、湿度79%と蒸し暑かった中でも運動量は最後まで落ちなかった。【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「解析料理」)

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